Garmin Edge520JのベースマップをOpenStreetMapに変更する方法

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Photo: Central Stratford by Andy Allan
Photo: Central Stratford by Andy Allan

Edge 520Jのデフォルトのベースマップというのは、地名がポツポツ画面上に表示されるだけなので、どこに向かっているかというのは辛うじて把握できても、地図としての実用性はほとんどないんですよね。

まあ、Edge 520Jに使える地図を入れてしまうと上位機種を買うメリットが薄れてしまうので、販売戦略的な理由でカットされているのかもしれません。

何にしましても、もう少し使える地図が欲しいと言うことで、今回はEdge 520JのベースマップをOpenStreetMapに変更する方法について書こうと思います。

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OpenStreetMapのダウンロード

OpenStreetMapというのは一言で言うとマップ版Wikiみたいなもので「誰でも自由に参加して、誰でも自由に編集でき、誰でも自由に利用する事が出来るフリーの地理情報データを作成することを目的としたプロジェクト(公式サイトより)」です。

で、このOpenStreetMapを利用してGarmin用のマップデータを提供する目的で公開されているのが、http://garmin.openstreetmap.nlというサイトです。とはいえ、国別ドメインが見慣れないノルウェーですし、一応どんな素性のサイトかわからないと不安だという方もいるかもしれませんので、Aboutのセクションをちょこっと引用して訳しておきましょう。

このウェブサイトの目的は、OpenStreetMapのデータをベースにした世界規模の無料ガーミンマップを提供することで、OpenStreetMapプロジェクトを前進させることにあります。私はこのウェブサイトを評価してくれた皆さんが皆さん自身の経験を改善し、オープンソースの世界地図をより良いものにするためにOpenStreetMapプロジェクトに自ら貢献することを選ばれることを願います。(ゑビス訳)
(引用元:http://wiki.openstreetmap.org/wiki/Garmin.openstreetmap.nl#About

どうです?怪しいサイトではなさそうでしょう?「いやいや怪しいーから」という方はまあ今回の記事はスルーの方向でお願いします(笑)。

さて、ここからは実際の利用方法について説明していきますが、実は手順というほどの大袈裟なものではありませんで、ものの数分で実質的な作業は終わりますよ。

マップタイプの選択

1番上の「Choose your map type(マップタイプを選択してください)」のセクションで自転車用の「Routable Bycycle(Openfietsmap Lite)」を選択します。
 
build_garmin_basemap1

国の選択

次に「Choose a predefined country(国を選択してください)」のセクションで「Asia」のカテゴリーから「Japan」を選択します。
 
build_garmin_basemap2
 
このとき、左の方に「Selected tiles: 721 MB Japan」と表示されるのですが、要するに日本全国をカバーした地図だとデータサイズが721MBになるということです。
 
build_garmin_basemap3
 
ところで、Garmin Edge 520Jの場合、全容量が105MBあるわけですが、アクティビティやコースなどの他のデータのために空き容量に余裕があったほうがいいので最大で90MBくらい、通常は地図サイズは50MBくらいまでに抑えておくのが良いと思います。

手動でタイル選択する

さて、日本全体の地図データが721MBということでしたが、このままだとEdge 520J用としては地図データのサイズが大きすぎます。

そこで「Perhaps you’d like to add some additional tiles?(追加のタイルを加えたい?)」のセクションで「Enable manual tile selection(手動でのタイル選択を可能にする)」にチェックを入れてから、「Reset Selection(選択のリセット)」ボタンをクリックします。
 
build_garmin_basemap4
 
すると、日本のタイル選択がリセットされます。

この状態から、左に表示される地図のデータサイズをチェックしながら、自分が必要とするリージョンのタイルをクリックして選択していきます。50MBを超えてしまう場合は、もっとも使う頻度が低いであろうタイルを選択から外してください。
 
build_garmin_basemap5
 

マップの作成とダウンロード

最後に4番目の「Request your map or download it directly(あなたのマップをリクエストするか、直接ダウンロードしてください」のセクションで、入力フォームに自分のメールアドレスを入力し、「Build my map(マップの作成)」ボタンをクリックします。
 
build_garmin_basemap6
 
なおちょっとわかりにくいですが、「マップを直接ダウンロードする」というのは、一度作成したマップの場合はメールを介さずにダウンロード用の直リンクを下に表示するのでそれを利用してね、ということです。ですから、最初にマップを作ったときにメールを介さずマップを直接ダウンロードするという選択肢があるわけではないので混乱しないでくださいね。

ボタンを押すと、以下のページに切り替わります。
 
build_garmin_basemap7
キャプチャだと文字が小さくて読みにくいですが、「これからあなた宛てに2つのメールを送信します。1つはあなたのリクエストの進行状況を知ることが出来るページのリンクが書かれたメールで、これはすぐに送信されます。もう1つはマップのダウンロードページのリンクが書かれたメールで、マップ生成の処理が終わり次第送信されます」というようなことが書いてあります。

まあ、何にせよ重要なのは2つめのメールです。サーバーの混雑具合にもよると思いますが、マップ作成ボタンを押してから普通は数分から数十分以内に入力したメールアドレス宛に「Your Garmin map request: Ready」という件名のメールが届き、そのメールにあるリンクをクリックすると以下のようなダウンロードページに移動します。
build_garmin_basemap8
表示されたファイルリストの中から、MicroSDのアイコンがついた「openfietsmap_lite_gmapsupp.zip」をクリックしてEdge 520J用のマップファイルをダウンロードしてください。

Edge 520Jへのインストール

Edge 520JをPCに接続

次に、Edge 520JをPCに接続します。Garminフォルダを開くと以下のようなファイル構成になっていると思います(フォルダは画像には含めていません)。
 
build_garmin_basemap9
 
ファイルの転送作業の前にできればGarmin以下のフォルダ全体を圧縮してバックアップしておくことをおすすめします。全体が面倒ならせめて「gmapbmap.img」ファイル単独でもバックアップしておいてくださいね。

バックアップが終了したら、「gmapbmap.img」を削除します。

マップの転送

先ほどダウンロードしたzipファイルを解凍すると「gmapsupp.img」という拡張子が「.img」のイメージファイルが展開されます。

この「gmapsupp.img」というファイルを「gmapbmap.img」へとリネームし、それをPCに接続しているEdge 520Jの「Garmin」フォルダ直下へとコピーしてください。

転送が完了したのを確認したらEdge 520JをPCから外し、次に地図ページを開いてきちんと新しくインストールされた地図が表示されるかチェックしてください。

まとめ

この地図単体では出来の悪いGoogle Mapみたいなものでそれほど便利に感じないかもしれませんが、自前のコースデータなどと組み合わせると非常に使い勝手が良くなります。

出先で道に迷ったときにいちいちスマホを取り出して現在地とコースを確認しなくても、Edge 520Jの操作だけで正しい進路を取ることが出来るのでとくに初めて行く場所なんかでは本当に重宝します。

なお、簡単な作業ではありますが、誤って他の重要ファイル・フォルダを削除してしまうなどのリスクもないわけではないので、あくまで自己責任の範囲で作業していただければと思います。

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