ヤマレコを活用して幻のトレイルを辿れ!(実録レポ編)

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Photo By Ebisu
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前回のヤマレコを活用して幻のトレイルを辿れ!(準備編)の続き、実録レポ編です。

とある休日の快晴の午前中に、Garmin Edge 520J・スマホ・おにぎり3つ・ペットボトル3本を携えて、原谷から沢ノ池へと抜ける幻のトレイルを開拓すべく意気揚々とぼっちハイキングに出かけてまいりました。

さてさて、ゑビスは果たして無事原谷から沢ノ池へと到達することができたのか、結果は記事を読んでご確認ください!

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入山ポイントは妙法山常信寺

harasawa_01出発地点は鷹峯の「千束坂」の脇から伸びる「古道 長坂道」です。

ちなみにこの「千束坂」は平均勾配20%、最大勾配30%の激坂として大変有名です。

鷹峯千束町から林道を通り、原谷地域の住宅街を抜けて原谷~沢池ルートの入山ポイントがある「妙法山常信寺」を目指します。

途中少しばかり走ったこともあって、出発地点である長坂道の入口から20分くらいであっけなく「妙法山常信寺」に到着しました。だいたい距離は2kmくらいでしょうか。

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常信寺の入口です。ご覧の通りなかなか急な階段になっています。

けもの道から出発

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人気のない境内をうろうろして入山ポイントを探します。用意したルートによると入口は境内の左奥付近らしいのですが、道らしきものは見当たりません。

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仕方ないので、Edge 520Jに表示されたルート通りに藪をかき分け山に分け入っていくことにしました。

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しばらく進むと自分が歩いているけもの道よりも少し下の斜面にトレイルが通っているのを発見しました。Edge 520Jで確認すると少々用意したコースから外れていますが、たぶんこちらの方が正規ルートっぽいので強引に斜面を下りてこちらの道を行くことにします。

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倒木を跨いだり、くぐり抜けたりなかなかのアドベンチャーですが、道ははっきりと判別できるのでお構いなく先に進みます。

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ちらっとEdge 520Jで確認してみたらいつの間にか用意したコースに合流していました!気を強くしてさらにズンズン先を目指します。

第一休憩ポイント発見!

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しばらく険しい登りを進むと見晴らしの良い絶景ポイントに出ました。京都市内が一望できます。

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入山ポイントからここまでわずか500mほど進んだだけですが、かなり勾配がキツいので15分くらいかかりました。近くに大きな石があって、丁度荷物を置くのにおあつらえ向きなのでリュックを下ろして小休憩します。さらに早くもオレンジジュースでエネルギー補給しておきます(笑)。

道を見失う・・・本日一度目

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もう少し登るとだんだん枯れ枝や倒木に阻まれてどこが道か分かりづらくなってきました。Edge 520Jを頼りに歩みをすすめますが、どう見ても道と言うよりも単なる藪です。どこかで道を間違えてしまったようです。

ただ、Edge 520Jを見る限りではルートから大きく外れているというわけではなさそうなので、とりあえず山頂付近を目指して強引に登っていくことにします。

山頂へ到達!

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道なき道を彷徨うこと数分、山頂付近の二股道に辿り着き、どうにか設定ルートへと復帰することがことができました。事前に作成したルートとEdge 520Jがなかったら間違いなく迷っていたところでした。安堵しつつ、ここは左に進みます。

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ちなみに、常信寺の入山ポイントからこの山頂付近までは距離にして1kmほどしかないのですが、かなり勾配がキツいです。それなりに普段ランニングやサイクリングで鍛えているゑビスですが、ふくらはぎがパンパンになりました。朽ちた倒木を跨いだりくぐり抜けたりすることも強いられるので、か弱い婦女子やお子様にはとてもすすめられるような道ではないです(笑)。

沢ノ池目指していざ進路を西に!

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山頂からは沢ノ池を目指して西方向に進んでいきます。この辺りの道は枯れ枝などで道が塞がっておらずまた下りということもあり非常に快適でした。

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しばらく進むと本日二度目の絶景ポイントに到着です。大分京都市内が小さくなりました。

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なぜかそばに休憩しろと言わんばかりに石垣があったので、腰を下ろして休みます。飲みかけのオレンジジュースを飲み干してエネルギーと気合いを入れ直します。

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いくつかアップダウンを経つつ順調に前進します。ただ枯れ枝・倒木のために道の判別がつきにくいことも多いので、登山者によって木にくくりつけられたテープを目印にしながら慎重に歩みを進めます。

道を見失う・・・本日二度目

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慎重に歩みを進めていたはずがどういうわけかまたしても道をロストしてしまいました(笑)。どうやら山道の交差ポイント付近で進むべき方向を間違えてしまったようです。西に進むべきところをなぜか南へ行ってしまいました・・・。

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するとこんな山奥にもかかわらず車さえ通れそうな広い道が突如現れました。どうやらもう一つの「原谷~沢ノ池ルート」である原谷弁財天方面から続いている道のようです。見た感じ明らかにこちらからのルートの方が今日私が登っているルートよりもずっと歩きやすそうです。いつかこちらのルートからも沢ノ池を目指してみたいと思います。

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さて、道に迷いつつも怪我の功名で別ルートを発見・確認できたので満足して元のルートへと戻ります。親切に「沢山」のルートを示す看板があったのでそれに従って引き返します。

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ルートに復帰してからはしんどい登りがしばらく続きますが、沢ノ池がだいぶ近づいてきているので元気に駆け上ります。

道を見失う・・・本日三度目

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500メートルほどの登りを制覇して、いよいよ沢ノ池がもう間近というところまでやってきました。事前に準備したルートによれば、この辺りから少し北上後、沢ノ池方面へ向かうルートがあるはずなんですが、見つけることができません。

そしてEdge 520Jを何度も確認しつつあちこち彷徨っているうちに完全にルートからそれて迷子になってしまいました。GPSの軌跡だけみるとたいしたことなさそうですが、実際はかなり深刻に迷っています(笑)。半泣きになりつつも10分くらい藪を彷徨ってようやく元のルートへ復帰できました。

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ダメダコリャということで、当初予定していたのとは違う南側のルートを進むことにします。こちらの道はうってかわって非常にわかりやすいです。

しかしもう少しで沢ノ池へ続く小道に合流するというところで、非常に悔しい気持ちが込み上がってきました。このまま仄かな敗北感を背負ったまま沢ノ池へ到着してしまってよいものだろうか?自らに問いかけます。そして「ノー!」という自分自身の魂の叫びが聞こえたとか聞こえなかったとか・・・、いずれにせよ何を血迷ったのか来た道を引き返して先ほど発見できなかったルートを再び探し出すという暴挙に出ました。我ながら見上げた馬鹿野郎です!アラフォー紳士ならぬアフォフォー紳士です。

再びEdge 520Jを頼りに付近をぐるぐる徘徊してみますが、でもやはり見つからないものは見つからない・・・。というわけで今度こそ本当に諦めました。はい、本当に馬鹿ですね。

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しかしながら、そうかといって先ほど登ってきたばかりの南側ルートへと引き返す気も起きず、しばし呆然と立ち尽くします。帽子のつばからは、滝のように汗が滴り落ちてきます。頬や唇に落ちてくる汗を振り払いながら、気持ちも吹っ切れたのか(笑)、「ええい、道がないなら自分で切り開いたるわい!」と関西弁で独りごちると、決然と藪を突っ切ってけもの道ですらない荒れた斜面を下りていく一人の不審な勇敢な紳士の姿がそこにはありました。

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途中さるのこしかけでしょうか?グロ目のキノコを発見しました。どことなく笑みを浮かべているように見えます。ただしスマイルはスマイルでも、どす黒いニタニタ笑いのようです(笑)。

きのこの嘲笑にもめげず、倒木・枯れ葉・小枝などの難敵と格闘すること10分、斜面を何とか下りて沢ノ池へと続く小道へ辿り着きました。

さて・・・後ろを振り返るとそこには苦難の行跡=功績であるひと筋の小道が・・・できていたら良かったのですが、もちろんそんなものは微塵も見えません(笑)。藪&藪&藪です。たぶん今後10年くらい私以外の人間がこの斜面を下りることはないのではないかと思われます。ヤマレコで山行記録として公開することも考えたのですが、誰かが間違って私の足跡を追ったらまずいのでやめておきます(笑)。

沢ノ池へ到着!

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小道をしばらく行くと、前方に目的地である沢ノ池が見えてきました。

ここまでも人っ子一人出会うこともありませんでしたが、沢ノ池も見た限り私以外誰もいないようで深閑としています。深い緑色をたたえた水が綺麗です。

ちなみに、途中三度も迷ったこともあり(笑)、朝の10時頃に出発し、到着したのは12時くらいです。

Photo By Ebisu
時間は予想外にかかりましたが、とにもかくにも「原谷から沢ノ池を目指す」という今回のチャレンジは無事成功に終わったといってもいいでしょう。

風に微かに水面を波立たせている沢ノ池を眺めながら、今回の偉業達成(大袈裟)の余韻に浸っていると、ファンファーレよろしくお腹がグーグーと鳴り出ました。堪らず持ってきたおにぎりを三つ立て続けに頬張ります。おにぎりはハラミとタラコと梅鰹をチョイスしたのですが、どれも同じような味がしました・・・フッフッフ、勝利の味です。

帰路に着く

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復路はさすがに今来た道を引き返す気力はないので、普段沢ノ池を訪れるときに通る鷹峯・坂尻ルートで帰ります。こちらの道は途中ベンチがあったり、地盤が危ういところは木材で補強されていたりと色々整備されているので、小学生でも楽しくハイキングできるような気楽な道です。

おにぎり3個を食べ、ペットボトル2本を飲みきってリュックも軽くなったので、ゆっくりですが時折トレイルランニングも混ぜながら進みます。復路は平坦と下りしかないので、35分くらいであっという間に出発地点の長坂道の入口に到着して本日のチャレンジは終了です。

まとめ

さて、そんなわけで、「ヤマレコを活用して幻のトレイルを辿れ!(準備編)」の後編、実録レポをお届けしました。

このレポを読んで「よし、俺も行くぞ!」と思い立たれる奇特な方はほとんどいないとは思うのですが、一応いくつか今回のチャレンジのおさらい&注意ポイントを箇条書きにしておこうと思います。

  • 原谷から沢ノ池までは、幻のルートというほどでもなく、九割くらいはちゃんとした道がある
  • 絶景ポイントも2箇所ほどあるので、ハイキングコースとして楽しめなくもない
  • 倒木や枯れ枝が散乱しているせいで道をロストしやすい
  • 一度道をロストすると戻れる気がしない
  • もし事前にルートを準備せず、GPSデバイスも携帯していなかったら、山道に慣れていないゑビスの場合、途中で断念して引き返していたか、今頃原谷の裏山でミイラになっていた・・・かもしれない
  • 道中人間と出会う確率は極めて低いので、寂しがり屋には向かない

ネガティブ要素の強い総括となりましたが(笑)、ヤマレコの足跡を辿って行ったことのない山道を歩くというのは想像していたよりも遙かにスリリングで楽しかったです。

皆さんも普段の運動にマンネリを感じているなら、思い切って見知らぬ誰かの足跡を辿るミニアドベンチャーに出かけてみてはいかがでしょうか。

ただし人知れぬルートを行く場合は準備に怠りのないように!

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